オリンピックエンブレムの件
オリンピックのエンブレムを作るなんてのは、デザイナーという職業がする頂点の仕事だと思う。それに挑むにはあまりにも佐野氏が無防備だったのではないかと思う。
仕事の難易度が上がれば、得られるものも多いと思うが、その分リスクも大きくなるだろう。敵も増えるだろうし、ねたみもあるだろう。
カーレースに例えれば、カートレースとF1では報酬もリスクもまったく異なるはずで、当然時速300kmで走るF1の方が「何かあったとき」の危険度も世界最高峰で、ドライバーはそのリスクを減らし、わからない何かに対応するために心身を鍛えているはずだ。
そういう構えができていなかったという意味で、あまりにもいろんなことが雑(盗用の仕方も含めて)であった佐野氏の現在の状況は、自業自得ではないかと思う。
とは言え、委員会も見苦しいし、ここぞとばかりに何でも叩けと一部のネットユーザーも見苦しいと思うし、論理的でないファンの擁護も見苦しいと思っている。
ちなみにエンブレムそのものについては、そのデザイン性についても否定するつもりはないし、何もなければあれでいいのにと思っている。
この上は公募しなおすのではなく、次点のデザイナーに「きちんとやれ」で作り直してもらうのがいいのではないだろうか。
ここまで書いて、この件は触れないのが正解なのだと思ったが、書いてしまったので公開しておこう。